【ソフトテニス】試合における戦略・戦術(駆け引き)の基本【強くなりたい人向け】

試合の話

試合における戦略・戦術(駆け引き)の基本

 

 

こんにちは、ささです。

・ソフトテニスの駆け引きを学びたいがなかなか情報が出てこない

・試合本番になると頭が真っ白になってしまう

・強い人がどんな考え方で試合をしているのか知りたい

という人はこの記事を最後までご覧ください。

 

特に「自分は技術が下手だから駆け引きはまだ早い」と考えている人にこそこの記事はおすすめです!

 

今回はソフトテニスの試合における戦略・戦術の基本を解説していきます。

 

実はソフトテニスって戦略・戦術については意外と多くの人が理解できていません。

「基本」と言いましたが、戦略・戦術の基本を知るだけでも周りのプレーヤーと大きく差をつけられます。

 

【重要】戦略・戦術の前提条件

戦略・戦術の話をする前に、まずは前提条件を確認します。

当たり前なのですが、ある程度の技術力がないとソフトテニスは試合が成り立ちません。

 

技術というと「自分は才能がないから無理だ…」と考えてしまう人が多いのですが、

実は駆け引きに進むために必要な最低限の技術を身につけるのは簡単です。

 

長くなるのでざっくり説明しますね。

 

一生懸命練習しているのに技術が身につかないのは身体能力の問題

そして

身体能力が身につかないのは「考え方」の問題

です。

 

ソフトテニスに必要な身体能力(優先して鍛えるべき身体能力)があるのですが

強くなれない人は必要な身体能力を見極めずに闇雲に筋トレをしています。

闇雲にただ一生懸命筋トレするだけでは強くはなりません。

 

・どの身体能力を鍛えるべきか?

・どうやって鍛えるのか?

考えれば才能の差をひっくり返すことは可能です。

(逆に言えば、考えない限り才能の差は一生埋まりません

 

才能の差をひっくり返したい人は以下の記事で学んでみてください!

 

戦略・戦術とは?

それでは本題に入ります。

まずは戦略・戦術という言葉の意味を確認しておきましょう。

 

戦略=長期的な計画、「大局的」に考える

戦術=具体的な手段、「目の前」の状態を考える

この認識でOKです。

互角の相手を想定する

ここから先は互角の相手を想定して話を進めていきます。

 

ここで言う「互角」というのは

技術や身体能力がだいたい同じレベル
(どっちが勝ってもおかしくない)

という意味です。

 

戦略・戦術の「基本」は互角の相手を想定します。

 

例えばもし相手が格下だった場合は

リスクを背負わず、単純にラリーをつなげれば勝てる可能性が高いです。

(単純にラリーするだけで相手が先にミスをしてくれるような力量差が「格下」です)

 

もし相手が格上だった場合は

勝てる可能性がそもそも低いので、大胆なプレーなどで何かしら博打を打っていきます。

(リスクを背負うのでそのまま負けてしまう可能性もあるが、そもそも相手が強いのだから仕方ない)

 

そもそもソフトテニスの一番の理想は、技術、身体能力を磨いて自分が誰よりも格上になることです。

 

しかし、実際のところは周りも練習を積んで強くなるわけで。

大会を勝ち進んでいけば、こちらだけが一方的に格上として戦える試合はほぼないでしょう。

 

というわけで

互角の相手と戦うとき、できる限り勝率を60、70%と高める

ことを戦略・戦術の基本方針とします。

 

戦略の基本「1-2理論」

戦略の基本は「1-2理論」です。

 

「1-2理論」というのは7ゲームマッチを戦うときに用いる理論なのですが、聞いたことがない人もいますよね。

 

僕のブログで解説しているのでぜひ学んでいってください↓

3つ全て読んでも10分かからないかと。(ぜひ確認してみてください!)

 

一応、簡単に「1-2理論」内容をまとめると

・序盤(最初の3ゲームが目安)は情報収集と布石。

・最低限0-3にしない。

・4ゲーム目を取りに行く。

という感じです。

7ゲームマッチは4ゲーム目が勝負の分かれ道。3ゲーム目までに相手の情報を引き出し、布石を打ちます。

 

相手の情報を引き出す

相手の情報を引き出すというのは

バックハンドが苦手、回り込んだら引っ張る癖がある

といった具合です。

 

ある程度ラリーがつながらないと相手の情報が引き出せません。

相手の情報を引き出すためにも、やはりミスを少なくすることが重要になります。

 

試合でのミスを減らす具体的なコツを学びたい人は以下の記事をおすすめします

布石を打つ

布石というのは「相手にこちらの意図を伝える」という意味です。

 

ただし、これは「ただ相手に打つコースをばらす」ということではありません。

 

攻める、もしくは、相手に攻められないようにした上で

相手が対応せざるを得ないような状況を作り出す

ということです。

 

例えば

「打ち込まれてもしっかりロブで返せる」ということをプレーで示せば、

相手はこちらをミスらせるために「より厳しいボールを打たなければ」と考えてくれます。(相手に多少無理させることができる)

 

「中ロブが得意だから後衛を走らせて攻撃する」ということを示せば、

相手前衛は後衛を助けるために中ロブを警戒する必要が出てきます。

中ロブを警戒してくれたら今度は別のコース(例えばパッシングなど)が打ちやすくなりますよね。

 

最初に「前提条件」として確認した通り、試合は反応の早さなど(身体能力)も絡んできますが

心理的な駆け引きも行われているということです。

 

この駆け引きがソフトテニスの楽しいところです!

 

戦術の基本「まずは”1つ”身につける」

次は戦術についてみていきましょう。

先ほど確認した「戦略の基本」実践するための手段が戦術です。

 

「戦術」と一言に言っても様々なものがあるので

この記事では「基本」の「考え方」をお伝えします!

 

自分の中でまずは”1つ”のパターンを用意しておく

これが戦術の基本です!

 

ひとつ得意なパターンができれば、そのパターンを「布石」として別のパターンが効きやすくなります。

 

いきなりあれもこれもと詰め込むのではなく「まずは”1つ”」

単純ですが、確実に強くなるためにはこの考え方がマジで大切です。

 

最初に覚える戦術としておすすめなのは「センターセオリー」

(ミドルと言ったりもします)

 

「攻めるならミドル」ということ自体は割と知られているのですが、

なぜミドルが有効なのか」は知らない人が非常に多いです。

 

意味もわからずミドルに打っても強くなることにはつながりません。

 

本気で強くなりたい人は以下の記事でミドルについて学んでみてください↓

 

まとめ

・戦略・戦術の前に身体能力や「考え方」を身につけておく

・戦略の基本は「1-2理論」。序盤は情報収集と布石。4ゲーム目が鍵。

・戦術の基本は「まずは”1つ”」なぜ効くのかも理解すること

 

戦略・戦術は「相手」と戦うためにあります。

 

よく「試合は自分との戦い」と言ったりしますが

「自分」と戦うことに意識を取られて、「相手」のことを考えていなければ当然勝つことはできません。

そもそも「相手」を無視して、「自分」のことしか考えないのは相手に失礼と思いませんか?

 

なんて偉そうなことを言っていますが

実はお恥ずかしい話、僕自身が自分と戦ってばかりで相手のことを考えていないから負けまくる」っていうことをしていたんです。

10年間マジで強くなれませんでした。

 

「考え方」を学んだことで身体能力が身についた

→身体能力が身につくと技術レベルが上がった

→技術が上達すると戦略・戦術を実践できるようになった

僕はこんな感じで強くなり、現在では大会でも活躍できるようになりました。

 

才能がなくて悩んでいるならまずは「考え方」に注目してみてください!

 

 

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僕は今でこそ
インハイ選手やハイジャパ選手と
楽しく試合をしたり、

指導者として活動をしたり、と

ソフトテニスを楽しめていますが、

 

かつてはショート乱打すらできない
クソザコでした。

 

10年もの間、
必死に練習しているのに全然強くなれない
という悩みに苦しんだ過去があります。

 

単純に言って、才能がなかったんですね。

 

しかし、そんな僕でも
「工夫」をしたら
あっさりと変わることができました。

 

その経験から、たとえ才能がなくても
努力の仕方を学び、実践すれば
強くなれると確信しています。

 

そして、僕の活動が
かつての僕と同じ悩みを持つ人や
本気で強くなりたい人が変わる
きっかけになればと思っています。

 

現在、
指導活動の一環として、

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「別人級に」強くなる最初の1歩
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最後まで聞いていただき、
ありがとうございました!

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