【ソフトテニス】回り込みストロークにおける駆け引きのコツ【中・上級者向け】
こんにちは、ささです(^o^)
今回は
回り込みストロークにおける駆け引きのコツ
について解説していきます。
クロス展開で回り込まされたときに
どうやって戦うか
って話ですね。
・周りの人よりも1つ上のレベルで戦いたい
・試合の駆け引き(戦略・戦術)を学びたい
・教え子にソフトテニスの駆け引きを教えてあげたい
という方におすすめの記事です。
今回の記事はどちらかというと
中・上級者向けの話となります。
初心者向けに回り込みの基本を
解説した記事もあるので
合わせて読みたい方はぜひご覧ください。
回り込みを身につける簡単なコツ↓
また、試合の駆け引き(戦略・戦術)の基本を
学びたい方は以下の記事が参考になります。
【超重要】戦略・戦術の基本↓
それでは
回り込みストロークにおける駆け引き
についてみていきましょう!
まずは動画でポイントを確認
まずは動画でポイントを確認しましょう!
(4:53〜)↓
ここからは動画の内容を
さらに詳しくみていきます!
「セオリー」を学ぼう
ソフトテニスに限らず、勝負事には
「セオリー」が存在します。
セオリーというのは
「こういう状況なら
こういうプレーを選択しやすいよね」
という話です。
例えば
「大抵の場合ミドルは効く」
(センターセオリー)
などが有名ですね。
当たり前ですが
状況や選手によって
セオリー通りにならないこともあります。
それでも、
多くの選手が多くの場合で選択するプレー
を知っておけば
駆け引きに勝てる確率が上がるわけです。
セオリーについては
以下の記事でより詳しく解説しています。
戦略・戦術をしっかりと学びたい方は
ぜひ参考にしてください。
試合で勝ちたいなら「セオリー」を学ぼう↓
センターセオリーについて↓
回り込まされたときのセオリー
さて、今回は
回り込まされた状況
の話です。
回り込まされるということは
動かされているわけですから
回り込まされないときに比べて
「止まって打つ」ことが難しくなります。
「止まって打つ」ことができない
(身体が引っ張り方向に流れやすい、
待って打つことが難しくなる)
=準備が未完了の状態で打つことになる
=スイングを早めに開始せざるを得ない
=引っ張り方向に打ちやすい
…といった感じで
回り込んで打つときは
引っ張り方向に打ちやすい
傾向があります。
※今の説明がよくわからなかった方は
先ほど紹介した「セオリー」の記事や
動画をチェック!
※ちなみにさらっと
「止まって打つ」という言葉が
出てきましたが、
これめちゃくちゃ重要です。
「止まって打つ」という言葉自体は
有名なのですが
その真の意味を理解している人は
少ないんです。
本気で告用くなりたい人は
以下の記事を学んでみてください。
【超重要】「止まって打つ」の真の意味↓
セオリー「だけ」では駆け引きにならない
セオリーというのは
相手にバレやすいリスクもありますが
悪いことばかりではありません。
セオリーは
その状況で1番安定して打ちやすいプレー
でもあるわけです。
セオリー以外のプレーは
基本的にはミスが多くなりやすい。
ここで駆け引きが生じるわけです。
(人によってむしろセオリー以外の方が得意だったりするけど、
イレギュラー全てを最初から完璧に把握することは不可能です
強くなるためには完璧主義を捨てましょう。
完璧主義になりがちな人は以下の記事を
ご覧ください。
強くなるために捨てるべき3つの考え方↓)
試合中のどこかであえて
セオリー以外のプレー
を選択することで
相手を迷わせるんです!
駆け引きの例
右利きの人がクロス展開で
回り込まされた場合
引っ張り方向に返す(そのままクロスに返す)プレーが
セオリーとなります。
ここで例えば
回り込まされたボールを
ミドルに打ち返してみる(ミドル返し)。
そうすると相手は考え始めます。
「今のは無理やり打ってきたから
警戒しなくてもいいかな…
いや、でも結構余裕で打ってたっぽいな…
てことはミドル返しが得意なのか…?」
通常回り込まされた状態は
余裕がなくなりやすいわけですが
フットワークを鍛えたり
多少キツくても余裕で打ったような
演技をしてみたり
工夫して相手にこちらの状況を
悟らせないようにする。
単純に
強いボールが打てるかどうか
良いコースを狙えるかどうか
だけではなく
相手に迷わせて余裕を奪う
という視点も持っておくことで
さらに駆け引きのレベルが
上がっていきますよ!
補足
相手のミスが明らかに多い場合などは
無理にセオリー以外のプレーを選択せず
セオリーを徹底した方が勝ちやすいです。
あくまでも
互角以上の相手と戦うときには
セオリーだけではなかなか勝てない
という話です。
【重要】普段の練習から試合を想定する
ここまで
回り込まされたときの駆け引き
について解説してきました。
駆け引きの奥深さを学んでおくことも
もちろん大切なのですが
より重要なことがあります。
それは
学んだことを「普段から」実践すること
です。
つまり
普段の練習から試合を想定する
ってことですね。
「試合のために練習するなんて
そんなの当たり前じゃん」
と多くの人が思うことでしょう。
しかし
ほとんどの場合思っているだけで
実践できていません。
よく
「試合を意識して練習しよう」
と言われるかと思いますが
「本番の試合だと思って集中するぞ!」
だけでは不十分です。
熱意は大事だけど
「なんとなく」では意味がない。
今行っている練習は
技術の精度を磨くためのものなのか
それとも
駆け引きを想定しているのか。
駆け引きを想定しているのだとしたら
どんなプレーがセオリーになるのか。
(自分の場合はどんなプレーが得意で
どんなプレーが苦手なのか)
確実に強くなりたいなら
「考えて」練習するしかない。
そして
「考える」ためにはまず
「考え方」を学ぶ必要がある。
打ち方のコツばかりではなく
「考え方」にも注目していきましょう!
「考えて」練習しよう!
・右利きは回り込まされると
引っ張り方向に打ちやすい
・「セオリー」を学べば
駆け引きの勝率が上がりやすくなる
・「考えて」練習しよう
今回は
回り込まされたときの駆け引き
について解説しました。
当たり前ですがひとまずは
回り込みを上達させること
(技術の向上)
が大切になります。
しかし、
「考え方」を学ばす闇雲に練習するだけでは
結局技術の向上も遅れます。
闇雲な努力は結果につながらない。
これをマジで頭に刻んでおかないと
絶対に後悔します。
かつての僕は闇雲に努力したせいで
テニス歴10年目にしてショート乱打すら
できない状態でした。
この記事を読んでくださった方には
僕と同じ失敗をしてほしくありません。
(僕のプロフィールはこちら↓)
「考え方」を学ぶ大切さが
少しでも伝わっていたら
指導者として嬉しく思います。
※本気で強くなりたい人には
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僕は今でこそインハイ選手やハイジャパ選手と楽しく試合をしたり、
指導者として活動をしたり、と
ソフトテニスを楽しめていますが、
かつてはショート乱打すらできないクソザコ
10年間、必死に練習しているのに全然強くなれない という悩みに苦しんだ過去があります。
単純に言って、才能がなかったんです。
しかし、
そんな僕でも「工夫」をしたらあっさりと変わることができました。
その経験から、たとえ才能がなくても、努力の仕方を学び、実践すれば強くなれると確信しています。
そして、僕の活動が、かつての僕と同じ悩みを持つ人や本気で強くなりたい人が変わるきっかけになればと思っています。
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最後まで聞いていただき、ありがとうございました!