ソフトテニスにおいて後衛はどうあるべきか 

後衛の話

ソフトテニスにおいて後衛はどうあるべきか

こんにちは、ささです。

今回はソフトテニスにおいて(特に「試合」のときに)後衛はどうあるべきかを解説していきます。

・練習だとある程度打てるのに試合になると負けてしまう

・相手前衛に前に立たれると途端に打てなくなる

という後衛は必見です。

シュートが得意な後衛、ロブで繋げるのが得意な後衛など色んなタイプの人がいますが、全ての後衛が共通して意識すべきことをお伝えします。

もしもこの記事を読んでいるあなたが

「長年ソフトテニスを続けているのにショート乱打、ボレーボレーさえまともにできない」

「人一倍真剣に練習しているのに……」

と悩んでいるのなら、現在公開中の無料企画がおすすめです。

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この記事では基礎的な内容から応用まで含めて解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

「基本」だけどほとんどの人が意識できていないこと

ソフトテニスは後衛、前衛関係なくミスをある程度少なくすることが基本

 

サッカーや野球などのスポーツに比べて、ソフトテニスはミスの影響力が大きいスポーツなんです。

 

ソフトテニスはルール上

ミス=即失点=相手の点 

となっています。

 

本来1点取れるはずのポイントをミスをしてしまったとすると、1点を得られないだけでなく、相手が1点を得てしまう。

1-0になるはずが0-1になる。

 

この差は1点ではなく±2点」です。 

ソフトテニスの1点は1点ではないんです。 

 

また、ソフトテニスは基本的に「4点」で「1ゲーム(セット)」となります。

卓球は「11点」で「1セット」。

バドミントンは「21点」で「1セット」。

 

ソフトテニスは「1ゲーム」の点数が少ない。

ということは、それだけ「1点」の価値が大きいということです。
(1点が1ゲームを取れるかどうかに大きく関わる)

 

こんな感じで

ソフトテニスには「当たり前」なんだけれど多くの人が見逃していることがたくさんあります。

この「当たり前」を突き詰められる人が強くなります。

わかっているにミスが減らないのはなぜ?

「ミスしない方がいいなんて当たり前だ」とみんな頭ではわかっているのにミスの多さで悩む人が非常に多いです。

 

「ミスしない方がいい」と知っていても、ミスを減らせないのはなぜか?

 

「なぜ自分がミスをしてしまうのか」原因がわかっていないからです。
(もしくはミスの原因を勘違いしている。)

 

あるあるなのは「フォームを固めればミスが減る」勘違いしてしまっているパターン。

(指導者も勘違いしていることが多い)

 

「フォーム」ももちろん大切ですが、「フォーム」以外にも重要な要素があります。

 

少し厳しい言い方をしますが、

ソフトテニスと言えば「フォーム」

と認識している時点で本質が見えていません。

 

ソフトテニスを深く学んで本質を見極めたい人におすすめの記事を置いておきます。

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後衛は義務、前衛は権利

「ミスをある程度減らす」というのは前衛にも共通していますが、

前衛と比べて後衛は 「ミスをある程度減らす」がより重要になります。

 

雁行陣(後衛と前衛で組む陣形) において、前衛と後衛とでは決定的に違う部分があります。

 

後衛同士のラリー中、

前衛はボールに触る・触らないというのを選択できます。

一方、後衛は基本的には必ずボールに触らなければなりません。

 

前衛は「ボールを追いかけてもいい」という権利がある。

後衛は「ボールを触らなければならない」という義務がある。

ここが「当たり前」にして、大切なことです。

(一応言っておきますが、前衛の方が楽って意味はないですよ)

 

役割の特性上

後衛はボールを打つ回数が前衛より多いですから「ミスをある程度減らす」ことがより重要になる。

(後衛のミスが多いとそもそも試合が成立しない)

 

それではここから先は

後衛は「ミスをある程度減らす」ことが重要

という「当たり前」を実践するための心構えをお伝えしていきます。

後衛は迷ったら負け

先ほども確認した通り

前衛は「ボールを追いかけてもいい」という権利があるわけですが、

これは単に「前衛は点を決めることが仕事」という意味ではありません。

 

前衛の仕事の本質「相手後衛の余裕を奪う」ことにあります。

 

相手前衛は権利を使って、後衛の余裕を奪いにくる。

それに対して後衛はどうすべきか? 

 

実は結構単純です。

 

迷わずに打つ。 

これに尽きます。

 

……とは言え

「後衛は頭空っぽにして打ちまくればいいんだー!」

ってわけではありません。

 

「迷わずに打つ」は 「考えずに打つ」とはちょっと違うんです。

 

「まずは打ってみる」

数回のラリー、数点分だけなら何も考えずに打っても点を得ることができます。

しかし、本当に何も考えずに打ち続けていたら試合で勝てるかどうかが完全に運任せになってしまいます。

ソフトテニスは点を取るスポーツではなくゲームを取るスポーツです。
(これマジで重要です)

 

「ゲームを取る」ために大切なのが「まずは打ってみる」という考え方です。

「迷わずに打つ」ためには「まずは打ってみる」が大切になります。

 

「ひとまずのところは」

「自分のシュートボールならポーチ出られたとしても相手のラケット吹っ飛ばせるわ」

「自分は鋭角なクロス打てるからポーチ出られても相手の先通せるわ」

と考えて、試しに打ってみる。

 

試しに打った結果、仮に相手にボレーを決められてしまったのなら、それは相手が強かったということ。

その後のプレーでは「この相手には効かないから別の武器で戦おう」と、判断を修正すればいいわけです。

 

つまり

無傷で勝とうとするのではなく

「まずは打ってみる」ことで相手の戦略、相手と自分の技術レベルの差を計測する。

修正することは前提として「まずは打ってみる」。
(試しに打った結果、勝てるのなら変更しなくいい)

 

「まず打ってみる」ことで計測できる

計測できるからこそ
「迷わずに打てる」ようになる

ということです!

 

今お伝えした「まずは打ってみる」という考え方は

実は立派な戦略・戦術思考なんです。

 

まとめ

 

・後衛は権利じゃなくて義務
「ある程度ミスを減らす」ことはより重要

・前衛は権利を使って、後衛を迷わせてくる

・後衛は「まずは打ってみる」ことで「迷わずに打てる」ようにしていく

 

「どこ打っても前衛に取られる気がする」と悩む後衛が多いのですが

単に準備不足(計測不足)なだけです。

というか

「計測すればいい(無傷で勝つ必要はない)」という戦略・戦術の考え方を知らないだけ

戦略・戦術を学ぶと必要な技術も自然と見えてきます。

 

実は僕も昔は「ソフトテニスで強くなるには”技術”が大切だ!」と考えて、技術ばかりに注目していたので

人一倍研究しているのに10年間上達しない

という地獄を味わいました。

 

・人一倍真剣に練習しているのにチーム内で一番弱い

・ショート乱打、ボレーボレーがまともに続かない

・試合は初戦敗退が当たり前

という悲惨な状態でした。

 

そんな僕でも視野を広げて、工夫して努力するようになってからはインハイ選手や強豪校出身選手とも試合を楽しめるようになり、大会本番でも活躍できるようになりました。

 

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僕は今でこそインハイ選手やハイジャパ選手と楽しく試合をしたり

指導者として活動をしたり、と

ソフトテニスを楽しめていますが、

 

かつてはショート乱打すらできないクソザコ

 

10年間、必死に練習しているのに全然強くなれない という悩みに苦しんだ過去があります。

 

単純に言って、才能がなかったんです。

 

しかし、

そんな僕でも「工夫」をしたらあっさりと変わることができました。

 

その経験から、たとえ才能がなくても、努力の仕方を学び、実践すれば強くなれると確信しています。

 

そして、僕の活動が、かつての僕と同じ悩みを持つ人や本気で強くなりたい人が変わるきっかけになればと思っています。

 

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最後まで聞いていただき、ありがとうございました!

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