【ソフトテニス】7ゲームマッチで勝つための考え方「1-2理論」【さらに広い戦略編】
こんにちは、真面目で不器用な大学生・社会人専門のソフトテニス指導者ささです。
今回はソフトテニスの試合で勝つための考え方「1-2理論」のさらに深堀りした話をお伝えしていきます。
・試合になると頭が真っ白になって何も考えられなくなってしまう
・強い選手が試合中に何を考えているのか頭の中を覗いてみたい
・才能がある人たちに勝ってみたい
という人は必見の記事です。
そもそも「1-2理論」という言葉を聞いたことがない人は、以下の2つの記事を先に読んでみてください!
「1-2理論」メンタル編

「1-2理論」戦略編

もしもこの記事を読んでいるあなたが
「長年ソフトテニスに真剣に取り組んでいるのに、試合になると情けないプレーばかりになってしまう……」
「下手の横好きは卒業して、自分も本番で活躍できる人間になりたい」
「しかし、どうすれば変われるのかがわからない」
と悩んでいるのなら、
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を学ぶことができます。
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「1-2理論」の復習
前回までの内容を軽くおさらいします。
1-2理論は
3ポイント目までに最低でも1ポイント取れば負ける可能性を下げられる
(最低限1-2にする)
そして
ゲームを取るためには4ポイント目が重要
という考え方です。
今回は「さらに広い戦略」ということで
1ゲームだけの話ではなく、試合全体にも「1-2理論」は適用できる
という話になります。
ゲームカウントにも1-2理論
1-2理論を7ゲームマッチ全体に当てはめると
最初の3ゲームの内、最低限1ゲーム取れればOK
(0-3にはしない、最低限1-2を目指す)
そして
7ゲームマッチで勝つためには4ゲーム目が重要
となります。
想定としては、相手がほぼ互角のとき。
0-3からの逆転はかなり厳しいですよね。
もちろん0-3から逆転勝利という試合だってたくさんあります。
0-3になってしまったのなら頑張るしかないわけですが、
「互角」の相手に対して0-3になってしまうのだとしたら、それは3ゲーム目までの取り組み方に何か問題があったということです。
(この記事の後半でより詳しく解説します!)
0-3と1-2とでは1ゲームしか差がないけれど、この試合に勝てるかどうか(負けにくさ)が天と地ほど違います。
ゲームカウント1-2の状態で4ゲーム目を取ればゲームカウント2-2。
並行カウントです。
一方、4ゲーム目を落とすとゲームカウント1-3。
1-3から勝つには2ゲームを連取しなければならない。
(相手はこの先2ゲームの内どちらかを取れば勝ち)
まとめると
・最低限1-2を目指す
(互角の相手に0-3になるのだとしたら、3ゲーム目までの取り組み方に問題あり)
・その上で4ゲーム目を取ることを目指す
ということです。
ここから先は
どう考えれば0-3になりにくいのか
どう考えれば4ゲーム目を取りやすくなるのか
をみていきます。
ソフトテニスは情報戦
最初の3ゲームの内1ゲーム取れれば良い
ってことでしたが、これは
2ゲーム落としてもOKという単純な話ではありません。
最初の2~3ゲームで
「相手の情報を探る」
という姿勢が大切です。
例えば
シュートが好きなのか
ロブが好きなのか
引っ張りが得意なのか
流しが得意なのか
バックはすぐミスるのか
それともしっかりつなぐのか
回り込んだら引っ張りか
それとも流しか
見て打ちタイプなのか
決め打ちタイプなのか
など、
相手はどんな選手なのかを分析しながら、戦っていく。
分析すれば簡単に0-3で負けることはなくなるはずだし、4ゲーム目も取りやすくなる。
「見て打ち・決め打ち」について学びたい人は以下の記事をご覧ください

「一生懸命」だけでは勝てない
真面目で不器用な人は良くも悪くも「一生懸命」プレーします。
全力で声を出して、全てのボールを全力で打ったりする。
僕は個人的には「一生懸命プレー」している人が好きです。
しかし、この記事を読んでいるあなたは「試合に勝ちたい」と考えているはずなので、その熱意に応えるために僕も少し厳しい話をします。
一生懸命プレーしているだけでは
ソフトテニスは一生勝てません
例えば
試合中に「今、カウントいくつ?」 と聞かれると
「……?いくつだっけ?」 となっていませんか?
「一生懸命プレーすること」ばかり考えて、カウントを意識していない
→4ポイント目や4ゲーム目などの重要な局面に氣づけない
→当然、勝ちにくい
「一生懸命プレーすること」ばかり考えて、「相手がどんな選手なのか」分析が曖昧
→当然、勝ちにくい
ということです。
「一生懸命」頑張っているのに勝てない……
という考えは甘いです。
勝利は考えるべきことを考える者にだけ訪れます。
「一生懸命」は「思考放棄」と紙一重です。
ここまで読んで「自分は一生懸命なだけで、思考放棄だったかも……」と感じた人は以下の記事も合わせてご覧ください
↓↓↓

「相手」がいるスポーツ
散々偉そうなことを言ってきましたが、
昔の僕こそがまさに「一生懸命」なだけで「無思考」なソフトテニスプレーヤーでした。
「一生懸命」なだけで「無思考」なソフトテニスプレーヤーにはある特徴があります。
試合で「自分」のことばかり考えてしまう
という思考の癖です。
今から打つボールがうまく飛ばない氣がする
→「自分」の恐怖感に集中していて、ボールに集中していない
みたいな感じです。
基本的に試合で緊張しすぎるのは自分(内側)に集中しすぎているから。
自分と勝負しているうちはいつまでも弱いまんまですよ!
勝ちたい!とか
負けたくない!とか
打つのが怖い!とか
全部自分の中の問題ですよね。
ソフトテニスは相手がいるスポーツです。
相手のことを考えなければ勝てませんし、勝負しているのに自分のことばかり考えるのって相手にも失礼だと思いませんか?
1-2理論で「相手」のことを考える癖をつけていきましょう!
まとめ
・1-2理論は試合全体にも適用される
7ゲームマッチならば最低限1-2を目指す
・4ゲーム目を取ることを考える
・「相手」のことを考える
途中でもお伝えした通り、僕は昔「一生懸命」なだけで「無思考」なソフトテニスをしてしまっていました。
その結果
・人一倍真剣に練習しているのにチーム内で一番弱い
・ショート乱打、ボレーボレーがまともに続かない
・試合は初戦敗退が当たり前
という悲惨な状態に陥っていました。
そんな状態からでも、徹底的に工夫して努力するようになってからはインハイ選手や強豪校出身選手とも試合を楽しめるようになり、大会本番でも活躍できるようになりました。
昔の僕と同じような真面目で不器用な大学生・社会人が、ソフトテニスで生まれ変わるきっかけを得てもらえたら嬉しく思います。
【無料企画】大学生・社会人が「別人級に」強くなるための秘密を公開中
僕は今でこそインハイ選手やハイジャパ選手と楽しく試合をしたり、
指導者として活動をしたり、と
ソフトテニスを楽しめていますが、
かつてはショート乱打すらできないクソザコ
10年間、必死に練習しているのに全然強くなれない という悩みに苦しんだ過去があります。
単純に言って、才能がなかったんです。
しかし、
そんな僕でも「工夫」をしたらあっさりと変わることができました。
その経験から、たとえ才能がなくても、努力の仕方を学び、実践すれば強くなれると確信しています。
そして、僕の活動が、かつての僕と同じ悩みを持つ人や本気で強くなりたい人が変わるきっかけになればと思っています。
現在、指導活動の一環として、
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最後まで聞いていただき、ありがとうございました!