【ソフトテニス】7ゲームマッチで勝つための考え方「1-2理論」+α【戦略・戦術】
こんにちは、ささです(^O^)
ソフトテニスの戦略・戦術を
しっかり学びたい
という方必見。
前々回と前回までで
「1-2理論」という考え方について
お伝えしてきました。
さらに補足をしていきます。
前々回と前回は↓
今回は7ゲームマッチを
「1-2理論」で考えるとどうなるか
という話になります。
理論を知ったらすぐに理論通りに
できるわけじゃないですが
なんとなく試合をやるよりも
理論を知っていた方が
問題点を見つけやすくなります。
試合に負けたとき
なぜ負けたのかわからないと
直しようがありませんよね。
問題点が見つかれば次につながります。
それでは確認していきましょう!
軽くおさらい
前回までの内容を
一応軽くおさらいします。
1-2理論は
3ポイント目までに
最低でも1ポイント取れば
負ける可能性を下げられる!
(最低限1-2にする)
そして
4ポイント目が重要!
という考え方でしたね。
この1-2理論を知っておけば
例えば最初の1ポイント目で
相手に綺麗なボレーを決められても
焦らずに済みます。
で、ですね。
この1-2理論は
1ゲームの中だけの話じゃなくて
試合全体にも使えるんです!
ゲームカウントにも1-2理論
もうおわかりの方もいるでしょうが
1-2理論を7ゲームマッチに当てはめると
最初の3ゲームの内
1ゲーム取れればOK
そして
4ゲーム目が重要!
ってことなります。
3ゲーム終わった時点で
ゲームカウントとしてあり得るのは
0-3、1-2、2-1、3-0のいずれか。
(左側が自分たち)
0-3は絶望的ですよね。
1-2ならまだ大丈夫そうです。
そんでもって4ゲーム目。
例えばゲームカウント1-2の状態で
4ゲーム目を取ればゲームカウント2-2。
並行カウントです。
(カウント上は互角)
一方、4ゲーム目を落とすと
ゲームカウント1-3。
1-3から勝つには
2ゲームを連取しなきゃいけない…
(相手は2ゲームの内
どっちかを取れば勝ち)
たった1ゲームの差だけど、
この差がめちゃくちゃでかい!
4ゲーム目を取れるかどうかで
試合の勝敗がかなり左右される
ってことですね。
(もちろん絶対じゃないですよ!
0-3からひっくり返す試合だって
あるわけですから。
ただ、
0-3から1-3になるのと
1-2から2-2になるのと
どちらがより負けにくいか?
結構違いますよね。)
ソフトテニスは情報戦?
もうちょっと細かくみていきましょう。
最初の3ゲームの内
1ゲーム取れれば良い
ってことでしたが、これは
単純に2ゲームまでなら
落としても大丈夫
って意味じゃないですよ!
ソフトテニスは余裕の奪い合い
(何それ?って人は↓)
相手の余裕を奪うには
相手を分析する必要があります。
シュートが好きなのか
ロブが好きなのか
引っ張りが得意なのか
流しが得意なのか
(引っ張りは利き手と逆方向に
流しは利き手と同じ方向に打つこと)
バックはすぐミスるのか
それともしっかりつなぐのか
回り込んだら引っ張りか
それとも流しか
……など。
見て打ちなのか
決め打ちなのか
ってのもあります。
見て打ち? 決め打ち?って人は↓
1-2理論は「勝負」ありき
とにかく分析がめちゃ重要。
そして、重要な分析は
最初の3ゲームで行う
ってのが基本なんです!
最初の3ゲームで
相手の分析ができていれば
4ゲーム目を取れる確率が
ぐーんと高くなります。
逆に言うと
最初の3ゲームを
本当にただ一生懸命プレーするだけで
相手の分析をしなかったら
1-2理論は成り立たないわけです。
4ゲーム目以降を確実に取るために
相手の分析を3ゲームで行う。
その3ゲームの内
1ゲームが取れれば十分。
という考え方です。
一生懸命プレーするのも
もちろん大事なんですが
「今、カウントいくつ?」
って聞くと
「……?いくつだっけ?」
って人が結構たくさんいます。
それでも勝てるんなら別に
なんでもいいんですが
カウントがわからない状態って
結局何も考えていないってことです。
厳しいこと言います。
試合中もフォームに集中しすぎて
相手のことが見えていなかったり
緊張で頭が真っ白になったり
原因は色々あります。
僕もかつてはフォーム意識しまくったり
緊張で身体が思うように動かなかったり…
で、やっぱり上手くいきませんでした。
自分と勝負しているうちは
いつまでも弱いまんまです。
だって勝負って相手がいて
初めて成り立つんですから。
基本的に試合で緊張しすぎるのは
自分(内側)に集中しすぎてるから。
勝ちたい!とか
負けたくない!とか
打つのが怖い!とか
全部自分の中の問題。
ソフトテニスって
相手がいるし、ボールがあるし
ラケットがあるし…
「外」の要素がたくさんあります。
「外」で勝負が行われてるのに
必死になって「内」で戦ってもね。
1-2理論はメンタルにもつながるんです。
動画で1-2理論の話もしています。
参考になれば↓
まとめ
・1-2理論はゲームカウントにも使える!
7ゲームマッチの最初の3ゲームの内
1ゲーム取れればOK。
・最初の3ゲームは相手の分析。
そして、4ゲーム目以降を取る!
・1-2理論は勝負の理論。
勝負は「どこ」で行われてる?
1-2理論を知っても
最初はうまくいかないと思います。
まずはカウントを覚える
というところから始めてみましょう!
カウントを覚えようとするだけでも
だいぶ冷静になれますよ(^。^)
ちなみに、
ささのプロフィールはこちら
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僕は今でこそインハイ選手やハイジャパ選手と楽しく試合をしたり、
指導者として活動をしたり、と
ソフトテニスを楽しめていますが、
かつてはショート乱打すらできないクソザコ
10年間、必死に練習しているのに全然強くなれない という悩みに苦しんだ過去があります。
単純に言って、才能がなかったんです。
しかし、
そんな僕でも「工夫」をしたらあっさりと変わることができました。
その経験から、たとえ才能がなくても、努力の仕方を学び、実践すれば強くなれると確信しています。
そして、僕の活動が、かつての僕と同じ悩みを持つ人や本気で強くなりたい人が変わるきっかけになればと思っています。
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最後まで聞いていただき、ありがとうございました!