【ソフトテニス】試合で勝つ「サーブの考え方」
こんにちは、真面目で不器用な大学生・社会人専門のソフトテニス指導者ささです。
この記事では
ソフトテニスの試合で勝つ「サーブの考え方」
について解説していきます。
〇練習を真剣に取り組んでいるのに、試合になるとなかなか勝てない
〇「駆け引き」について、よくわかっていない
という人は必見です。
オーバーサーブ (上から打つやつ)
の選手が多いので、こちらで説明していきます。
アンダーカットのコツについてはこちらの記事で解説しています。
アンダーカットのコツ
↓↓↓

もしもこの記事を読んでいるあなたが
「サーブについても悩んでいるけど、とにかく試合本番になると体が思い通りに動かなくなってしまう、、、」
「明らかにおかしいミスが増える、、、」
と悩んでいるのなら、現在公開中の無料Webセミナーがおすすめです。
真面目で不器用な大学生・社会人がソフトテニスの「試合」で強くならざるを得ないシンプルワーク
について解説しています。
そもそもなぜ”考え方”が大切なのか?
本題に入る前に、重要なことを確認します。
「ソフトテニスの上達法」というと、大体の場合
サーブの打ち方、身体の使い方
といった”ノウハウ”を思い浮かべる人が多いです。
もちろんノウハウも大切なのですが、考え方がズレた状態でノウハウを学ぶと
上達スピードが遅くなるどころか
むしろどんどん下手になる可能性が高いです。
実はこの記事を書いている僕自身が昔、「考え方」を学ばなかったことで
ノウハウを研究しまくって、練習も真剣に取り組んでいたのに、試合になるとミスばかりで全く勝てない
という悲惨な状態に陥っていました。
これまであなたが学んできたノウハウを無駄にしないためにも
「考え方」を学んでください。
ソフトテニスの試合で勝つ「サーブの考え方」①
サーブに限らず、レシーブだろうがストロークだろうが、なんでもそうなんですが
思い通りに打てるなら何でもいい。
(怪我をしない範囲で)
この考え方、かなり大切です。
具体的な身体の使い方や、ラケットの握り方などのノウハウも大切なのですが
あくまでもコツであって、正解ではありません。
「人間の身体の構造的に、こうすれば打ちやすい」というノウハウも
極論言えば
「但し、人によって若干の違いがある」
です。
ちょっとくらい見た目の形が悪くても問題ない。
目的は思い通りに打つこと。
フォームを固めること、正解のフォームで打つことを第一優先で考えていたら、一生勝てるようにはならないです。
この辺の話は
強くなるために捨てるべき3つの考え方
という記事でさらに深掘りしていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
ソフトテニスで強くなるために捨てるべき3つの考え方
↓↓↓

ソフトテニスの試合で勝つ「サーブの考え方」②
試合において、サーブは非常に大切なプレーとなります。
ソフトテニスで唯一
自分で打ちやすいように、自分でボールを調整できるプレー
だからです。
そして、さらに
全てのプレーの始まりがサーブである
(サーブを打たずに始まるプレーはない)
というところも重要です。
めちゃくちゃ当たり前のことを言っていますが、
こういう「当たり前」を突き詰めることこそが
ソフトテニスの試合で勝つ最短の上達法になります。
サーブは自分でトスを調整できます。
サーブ以外のプレーは全て「相手」が打ったボールに対応するという工程が必要になりますよね。
また、サーブはすべてのプレーの始まりなので
サーブが強くなればその後のラリーを有利展開にしやすいわけです。
ソフトテニスの試合で勝つ「サーブの考え方」③
極端な話をすれば
「全てのサーブでエースが取れれば最強」
なんですが、、、
「全部サービスエース」というのは、あまり現実的ではないですよね。
相手がラケットを握ったばかりの超初心者であれば、もしかしら全てサーブでエースを取れるかもしれませんが。
あくまでも試合は
「実力が同じか少し上の相手に安定して勝つにはどうするか? 」
を考えることが基本です。
相手が明らかに格下(相手のミスが早い)なら、こちらはリスクを抑えたプレーを選択することで負ける可能性を減らせます。
相手が明らかに格上なら、何かしらリスクのあるプレーを多用してみる。
(リスクを背負わなかったら順当に負けるだけなので)
この辺の考え方は「ソフトテニスの戦略・戦術の基本」です。
「ソフトテニスの戦略・戦術の基本」については、以下の記事で解説しています。
ソフトテニスの戦略・戦術の基本
↓↓↓

試合で勝つために用意しておきたいサーブ
ここまで確認してきたソフトテニスの試合で勝つサーブの考え方を踏まえて、
試合で勝つために用意しておきたいサーブ
を2種類紹介します。
試合で勝つために用意しておきたいサーブ①
1つは、「相手から攻められない」ことを目指したサーブ。
試合中に最もたくさん使うサーブです。
目安としては
「スピード7割ほど、確率は7割以上」
というイメージ。
(あくまでもイメージです)
狙うコースに正解などありませんが、スピード7割だとしたら
・後衛サイドならミドル付近
・前衛サイドならバック側
がオーソドックスです。
それなりのスピードで、しっかりと上記のコースに打てていれば
そこまで簡単に相手から攻められることはないはず
と考えられます。
(本当は「なぜ相手から攻められにくいのか?」を深掘りすることが大切なのですが、この記事では省略します)
「スピード7割ほど、確率は7割以上」で相手から攻められにくいコース
このサーブを多用することで、次のサーブが活きるようになります。
試合で勝つために用意しておきたいサーブ②
基本的には「相手から攻められない」ことを目指したサーブを打っておき、
機が熟したら一転して「相手を崩す」ことを目指したサーブを使う。
いわゆる「緩急」です。
スピードは7割から少し速い、くらいでもOK。
これも狙うコースに正解などありませんが、
・後衛サイドはクロスに鋭角
・前衛サイドはミドル
など、
自分がさっきまで使っていたサーブとは違うコースを狙う
のが一番緩急をつけやすいのでおすすめです。
7割のスピードに目が慣れている
という状態から
少し速いサーブを打たれる。しかも、さっきまでとは違うコースに。
これだけでも十分効きます。
仮にエースが取れなかったとしても
「いきなりコース変えてくるのかよ」
「次はどっちを狙ってくるんだ?」
と相手が迷ってくれたら、それだけで価値があります。
迷いが生じたら、動きが一瞬遅れやすくなりますからね。
その後のプレーで、こちらが優位に立ちやすくなる。
まとめ
・フォームなどのノウハウは手段。目的をはき違えないこと。
・サーブは試合における全てのプレーの始まり。サーブを工夫することでその後のラリー、プレーで優位に立ちやすくなる。
・「相手に攻められない」サーブと「相手を崩す」サーブと、2種類用意して緩急を起こす
この記事でお伝えしていることって、言われてみれば当たり前のことばかりだったかと思います。
しかし、この「当たり前」を普段の練習から意識している人は、なかなかいません。
「当たり前」の考え方を、どれだけ現実に落とし込んで取り組んでいるか。
ここで差がつきます。
この記事の最初の方でも触れましたが、
僕は昔ノウハウを研究しまくり、トレーニングや練習も全力で行っていましたが、
「考え方」を疎かにしていたせいで
・人一倍真剣に練習しているのにチーム内で一番弱い
・ショート乱打、ボレーボレーがまともに続かない
・試合は初戦敗退が当たり前
という悲惨な状態でした。
「当たり前」の考え方を見直して、
工夫して努力するようになってからはインハイ選手や強豪校出身選手とも試合を楽しめるようになり、大会本番でも活躍できるようになっています。
昔の僕と同じように
人一倍真面目にソフトテニスに取り組んでいるのに、なかなか試合で勝てない
という人に、僕の活動が届くことを願っています。
真面目で不器用な大学生・社会人がソフトテニスの「試合」で強くならざるを得ないシンプルワークを公開中
僕は今でこそインハイ選手やハイジャパ選手と楽しく試合をしたり、
指導者として活動をしたり、と
ソフトテニスを楽しめていますが、
かつてはショート乱打すらできないクソザコ
10年間、必死に練習しているのに全然強くなれない という悩みに苦しんだ過去があります。
単純に言って、才能がなかったんです。
しかし、
そんな僕でも「工夫」をしたらあっさりと変わることができました。
その経験から、たとえ才能がなくても、努力の仕方を学び、実践すれば強くなれると確信しています。
そして、僕の活動が、かつての僕と同じ悩みを持つ人や本気で強くなりたい人が変わるきっかけになればと思っています。
現在、指導活動の一環として、
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最後まで聞いていただき、ありがとうございました!